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末木耳鼻咽喉科医院 〒222-0037 神奈川県横浜市港北区大倉山 3-12-16 TEL:045-545-3387 |
中耳炎 |
中耳炎とは、耳の穴の突き当たりにあるのが鼓膜 鼓膜の向こう側に空気が入っている部屋(鼓室)が ありここを中耳といいます。
ここにばい菌やウィルスがついたりして膿や液体が 溜まってくるのが中耳炎です。
多い順に急性中耳炎・滲出性中耳炎・慢性中耳炎が有名です。 |
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急性中耳炎 |
ばい菌やウィルスが入りこんで急に悪くなります。
耳管というハナとノドの境のところと中耳という部屋をつないでいるクダから入り こむ、子供はこの耳管が太く短いので入りこみやすいので急性中耳炎に なりやすい。
カゼのときに起きやすいので要注意。 |
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・一見何ともないのに急に愚図り出す。 ・カゼの症状は良くなってきたのに熱が下がらない。 ・耳が痛い。 ・耳に水が入っているみたいに聞こえにくい。 ・耳から汁が出る。 |
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急性中耳炎は痛いと思われていますが、特に子供はあまり痛がらないこともわりと有ります。
又痛みは続かないことが多いので痛がらなくなったから大丈夫という ことにはなりません。 |
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鼓膜をしっかりみればほとんどわかります。 ここでは拡大耳鏡や顕微鏡を使って診察します。 |
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鼓膜の状態などから重傷度を見分け、 「自然治癒を期待する・抗生剤を飲む・鼓膜に小さな穴を開け膿を 吸い出す」などからその時点で最良な方法を選んでいます。 |
滲出性中耳炎 |
中耳の空気がうすくなって鼓膜がへこんだり・液がしみだして溜まったりします。
ハナのグズグズ・アデノイド・急性中耳炎の不完全な治療から起きることがある ので要注意。 |
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・テレビの音を大きくする。 ・聞き間違えが多い ・呼びかけに答えないことが多い。 ・ことばが遅い。 ・耳が圧迫されているよう (トンネルに入った時のよう)。 ・何となく聞こえにくい。 |
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長期戦になることが多いですが6〜7歳ごろまでには良くなることが 多いのであせらずにのんびりと。
ただし後遺症を起こす事がまれにあるので放置は禁物です。 |
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鼓膜の観察と聴力検査・鼓膜の動きの検査をします。 |
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ハナやノドに原因があれば、その治療を耳管に空気を送ったり 鼓膜に小さな穴を開け液を吸い出す・鼓膜の開けた穴にチューブを入れ耳管の代わりにしたりします。 |
慢性中耳炎 鼓膜に穴が残ってしまっている中耳炎 |
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・聞こえにくく、カゼをひくとミミから汁が出る。 ・めまいがする。 |
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真珠腫性中耳炎という回りの骨をとかして顔の麻痺や最悪髄膜炎・ 脳炎をおこすことがある中耳炎があります。
手術がいやだと放置は禁物です。 |
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鼓膜の状態とこれまでの経過でわかります。 |
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汁が出ている時は掃除と抗生剤。 基本は穴をふさぐ手術です。 手術で聞こえが良くなることもあります。 |
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